エッセイ

有言実行と不言実行

1人1人はとてもいい人たちで居心地は決して悪くない。 だけど何となく組織がバラバラな感じがする。 このままでいいのかな・・・?と漠然とした不安を感じたときに是非読んでほしいエッセイです。特にテレワークが進んだ時に組織のまとまりを保ちたいときには有効かもしれません。   g理屈じゃない。根性だ。の高度経済成長期 ひと昔前のビールのコマーシャルで一躍脚光を浴びた言葉があります。侍の風貌を漂わ […]

武田信玄、そして風林火山

組織を鼓舞して熱量を上げたい・・・。思うのは簡単ですが実現できている人はほとんど見たことがありません。 今回は三原さんがヨーロッパやアジアでのマネジメントとして世界中のスタッフを鼓舞した武田信玄の話をご紹介します。   外国人に大人気の武田信玄 外国人が日本語の漢字、特に4文字熟語をつけたT-シャツを自慢げに着て歩いているのをよく見かけます。もちろんその意味を理解している外国人はほとんど […]

富士山の樹海

何かを志した当初は壮大なビジョンで突き進んでいきます。 しかし実際にやってみるとうまくいかないことの連続で泥沼にはまって抜け出せなくなっている・・・そんな経験が多少なりともありのではないでしょうか。 今回はそんな時に心を落ち着けて、頭を冷静に戻してくれるエッセイです。   世界文化遺産 富士山 今年の夏、富士の裾野の河口湖にあるレストランに入って驚きました、お客さんのほぼ90%が外国人観 […]

心の白内障、緑内障

実は私は緑内障と診断され右目の視野がほぼ60%程度欠けています。現代の医学でも視野を元に戻す事は手術でも不可能とされ、毎日専門の薬を点滴する事で進行を止めている状態です。一方白内障は進行すると視力が低下し特に夜間が見えにくくなりますが、今では簡単な手術により完治する事ができます。 実生活の上でものがぼやけて見えたり、視野がかけて見えるのはとても不便ですが適格な治療を施すことで少なくともそれ以上の進 […]

大阪なおみの我慢

テニスの大阪なおみ選手が全米オープンでセリーナウィリアムスを破り日本人初のテニスのメジャー大会制覇の偉業を成し遂げました。 試合後のインタビューで勝利した一番の要因を聞かれ飛び出した言葉が(Patience)でした。大阪なおみは 日本人のインタビューアーに日本語訳を聞いていましたが、その答えが日本人好みの(我慢)という言葉でした。 日本社会における「我慢」と「辛抱」 我慢という言葉は本当に日本人が […]

黒沢明監督映画『天国と地獄』に思う事

自身が中心やリーダーとなり、組織を動かしていると一緒に働いているメンバーはまだ気づいていないけれど、自分だけは危機感を感じる場面があると思います。 今すぐ何とかしないといけないが、ただ伝えたとしてもみんなは本気で動いてなんかくれないなあ。。。 今回は実際に私がそうした場面に直面した際のお話をします。   黒澤映画『天国と地獄』 日本映画界の巨匠黒沢明監督の映画に天国と地獄という作品があり […]

高杉晋作と職場ストレス

満員電車で目が死んでいるのと対極にいるのが高杉晋作です。 今回は高杉晋作のお話に三原さんの解釈を加えて話していただきました。 編集部   ストレスフルジャパン リーマンショック以来企業リストラ、雇用不安、数々の企業内組織変更、または横行するパワハラなどで企業環境が厳しさを増す中でサラ―リーマンのストレスといううめき声があちこちで聞こえてきます。 経済が右肩上がりで名門大学を出れば将来を約 […]

古池や蛙飛び込む水の音

『古池や蛙飛び込む水の音』 松尾芭蕉の誰もが知る俳句に組織を改革するための知見が詰まっていました。こんな解釈があったとは驚きました。 編集部 古池や蛙飛び込む水の音 松尾芭蕉の最も有名な俳句に―古池や蛙飛び込む水の音―という句があります。 俳句は学生時代に少し嗜んだ程度で深い観察眼はありません。この芭蕉の句は諸説があり、芭蕉は実際にその場所にはいなかった、蛙が水に落ちる時にはほとんど音を立てない、 […]

独りよがりの自己満足では相手に100%理解されない。

話しが伝わらないのは100%自分が悪い。自信過剰で傲慢になった自分、自信喪失で弱い自分を見せたくない自分、感情を抑えきれない自分、相手が見えない、見たくない自分がいます。 そんな様々な状況に置かれた人達が言葉と(目は口ほどに物を言う)で代表される非言語媒体をとうして日々コミュニケーションをしています。こんな人達の話は100%相手に理解されません。 その原因が自分自身にある事を全く気付いていない寧ろ […]

壁という言葉で思う事(5つの壁)

アメリカトランプ大統領はアメリカファーストを掲げ、アメリカの国益を守るために様々な壁を築こうとしています。 メキシコからの移民を防ぐ物理的な壁、また特に中西部の傾きかけた企業を守るため膨大な関税の壁をかけようとしています。 1930年台以降に高まった保護主義的な経済体制又は国粋主義的な世界の潮流が第二次世界大戦という未曽有の悲劇を生みました。この反省に基き世界から壁を取り除き国際協調の名の元、自由 […]