エッセイ

富士山の樹海

世界文化遺産 富士山 今年の夏、富士の裾野の河口湖にあるレストランに入って驚きました、お客さんのほぼ90%が外国人観光客で我々も中国人に間違えられるほどでした。今や富士山は世界文化遺産として登録され外国人観光客の聖地になっています。 葛飾北斎はその雄大さと、季節によって変わりゆく美しい富士山に魅せられ富嶽三十六景を描きました。又かつて富士山は一度も登らぬ馬鹿二度登る馬鹿とあまり芳しくない言葉が語ら […]

心の白内障、緑内障

実は私は緑内障と診断され右目の視野がほぼ60%程度欠けています。現代の医学でも視野を元に戻す事は手術でも不可能とされ、毎日専門の薬を点滴する事で進行を止めている状態です。一方白内障は進行すると視力が低下し特に夜間が見えにくくなりますが、今では簡単な手術により完治する事ができます。 実生活の上でものがぼやけて見えたり、視野がかけて見えるのはとても不便ですが適格な治療を施すことで少なくともそれ以上の進 […]

大阪なおみの我慢

テニスの大阪なおみ選手が全米オープンでセリーナウィリアムスを破り日本人初のテニスのメジャー大会制覇の偉業を成し遂げました。 試合後のインタビューで勝利した一番の要因を聞かれ飛び出した言葉が(Patience)でした。大阪なおみは 日本人のインタビューアーに日本語訳を聞いていましたが、その答えが日本人好みの(我慢)という言葉でした。 日本社会における「我慢」と「辛抱」 我慢という言葉は本当に日本人が […]

黒沢明監督映画『天国と地獄』に思う事

黒澤映画『天国と地獄』 日本映画界の巨匠黒沢明監督の映画に天国と地獄という作品があります。高等教育を受けながらも貧困のドン底からはい出せない若いインターン竹内が一本に道を隔てた豪邸の主である会社役員権藤に対し謂れのない一方的な憎悪を募らせ子供の誘拐という犯行に至る。逮捕されたのち死刑が確定される。 竹内の要望により権藤と面会するが。ガラス一枚を隔てた権藤に対し–天国のような権藤邸を道路 […]

高杉晋作と職場ストレス

ストレスフルジャパン リーマンショック以来企業リストラ、雇用不安、数々の企業内組織変更、または横行するパワハラなどで企業環境が厳しさを増す中でサラ―リーマンのストレスといううめき声があちこちで聞こえてきます。 経済が右肩上がりで名門大学を出れば将来を約束されていると疑いもなく信切っていた人々にとっては今彼らがおかれている状況は全く予想も出来なかった事態であり出口の見えないトンネルに迷い込み謂わばス […]

古池や蛙飛び込む水の音

古池や蛙飛び込む水の音 松尾芭蕉の最も有名な俳句に―古池や蛙飛び込む水の音―という句があります。 俳句は学生時代に少し嗜んだ程度で深い観察眼はありません。この芭蕉の句は諸説があり、芭蕉は実際にその場所にはいなかった、蛙が水に落ちる時にはほとんど音を立てない、はたまた芭蕉は上の句だけを創作し下の句は弟子が繋いだ等です。俳句は受け取る側の感性によって解釈が異なり感銘を受ける事もありますが、全くイメージ […]

独りよがりの自己満足では相手に100%理解されない。

話しが伝わらないのは100%自分が悪い。自信過剰で傲慢になった自分、自信喪失で弱い自分を見せたくない自分、感情を抑えきれない自分、相手が見えない、見たくない自分がいます。 そんな様々な状況に置かれた人達が言葉と(目は口ほどに物を言う)で代表される非言語媒体をとうして日々コミュニケーションをしています。こんな人達の話は100%相手に理解されません。 その原因が自分自身にある事を全く気付いていない寧ろ […]

壁という言葉で思う事(5つの壁)

アメリカトランプ大統領はアメリカファーストを掲げ、アメリカの国益を守るために様々な壁を築こうとしています。 メキシコからの移民を防ぐ物理的な壁、また特に中西部の傾きかけた企業を守るため膨大な関税の壁をかけようとしています。 1930年台以降に高まった保護主義的な経済体制又は国粋主義的な世界の潮流が第二次世界大戦という未曽有の悲劇を生みました。この反省に基き世界から壁を取り除き国際協調の名の元、自由 […]

Communication を日本語に訳せますか。

コミュニケーションという英語表現は日本人の何気ない会話や仕事上の会話に頻繁に使われています。 うるさ型の上司が部下に向かって一言「君は普段からちゃんと報告しないね。もっとコミュニケーションをよくしなければだめじゃないか」 仕事帰りの居酒屋で仕事仲間と、会社と上司の悪口で盛り上がっているサラリーマンが一言「うちの会社はコミュニケーションが悪くてもうやってられないよ」と。 皆さん心あたりがありますよね […]

日本への警鐘【イギリスでのカジノの風景】

カジノでの特徴的な振る舞い イギリスのカジノでは。あらゆる国の人々がカジノを楽しんでいます。カジノのスタッフがそれぞれの国から来た人の特徴的な振る舞を見て日記に書き記していました。それではその日記を読んでみましょう。 アメリカ アメリカ人は負けが込んでくるとやたらにDealerに青筋を立てていちゃもんをつけたがる。正しいのは私そしてアメリカ。たとえそれが公平、正確を期する審判、公的機関、国際機関で […]